秋ですね。秋といえばサツマイモ。表面は香ばしく中はホクホクで甘い焼き芋は美味しいですね。落ち葉を集めて…と言いたいところですが、場所や時間など考えると難しかったりもします。厨房にはスチームコンベクションオーブンという蒸す煮る焼くができる万能な機械が設置されています。もしかしたら簡単で出来るのでは？という想像から今回院内向け「給食魂」の記事にも掲載するために機械で焼き芋を作ってみました。

　

　さつま芋に含まれるデンプン分解酵素βアミラーゼは60 ～ 7５℃の温度帯で活発に働きます。この温度帯をゆっくりと通過させながら加熱を行うことが大事なようです。およそ１時間以上かけて作りました。レシピは９０度付近で１時間ほどゆっくりと過熱。そこからオーブン機能で表面をパリッとさせました。

　作った感想は思っていたより焼き芋でした。いずれ患者・利用者さんに提供できるようにレシピは煮詰めたいところです。見た目アルミホイルに巻いてあげると雰囲気も出たかもしれませんね。